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にっぽんmuseum活動報告

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2006年3月19日 「食と現代美術part2- 美食同源」展(BankART1929)関連プログラム 《建築はお菓子である~パティシエ界のパラディオ、A.カレームを読む~》

3月11日の夕刻、「食と現代美術part2- 美食同源」展(BankART1929)関連プログラム《建築はお菓子である~パティシエ界のパラディオ、A.カレームを読む~》がにっぽんmuseumの企画協力により催されました。

朗読会の会場となったのは同展内 大橋渉作≪パンな気分≫、
池田雪絵+斉藤理≪dessert d'archi 建築をかじってみよう≫の展示会場でもあるカフェ、HANA-YA。


18世紀から19世紀にかけてフランスで活躍した宮廷料理人、
カレーム(1784~1833)は、
建築書を研究し、その造形を積極的に料理に採り入れたこと
で知られ、「パティシエ界のパラディオ」とまで言われました。


今回の朗読会では、彼の生涯についてまとめた
イアン・ケリー著『宮廷料理人アントナン・カレーム』
(村上彩訳・ランダムハウス講談社・2005/
Ian Kelly, "Cooking for Kings", 2003)
の一部を朗読で愉しみながら、
カレームが残したレシピの中から、1829年、パリ・ロス
チャイルドの邸で、紀行作家レディ・モルガンに供したという
「ネクタリンのプロンピエール」を再現し、これを参加者の方々と
ともに味わいました。




HA朗読会1


碧く暮れゆく馬車道通りに、橙色の明かりを灯したHANA-YA。
扉を開けると、温かく心地よい空気に包まれます。

ちょうど日が沈み終わった頃、朗読者の杉並勢津子さんを囲み、
参加者のみなさんは各々お好みの位置にご着席。
イアン・ケリー著『宮廷料理人アントナン・カレーム』 (村上彩訳・ランダムハウス講談社・2005/Ian Kelly, "Cooking for Kings", 2003)からのエピソード が繰り広げられます。



HA朗読会2

HA朗読会7


優しく、親しみ深い杉並さんの語り口。
聞き入るうちに「パティシエ界のパラディオ」A.カレームの世界にトリップしてしまいそうに。
目を瞑ればそのお料理の情景が浮かぶほど、臨場感溢れる雰囲気が肌に感じられます。

キッチンからは、調理具の摩擦音さえ聞こえてくるような・・・!?

いえいえ、それは気のせいではありません。
そうです、カフェ内キッチンスペースにてスタッフが用意しているのはカレームのレシピによるお菓子。

カレームが残したレシピの中から、1829年、パリ・ロスチャイルドの邸で、紀行作家レディ・モルガンに供したという 「ネクタリンのプロンピエール」を再現したもの。

耳で朗読を堪能したのちは、舌で建築を味わっていただきました。
目でも楽しめるこのお菓子。


HA朗読会3

HA朗読会5


中央オレンジ色のクリームがプロンピエール。
白いウェハースとの対比でHANA-YAの外観を表現。

口の中には上品な甘さが広がり、先程耳から得た情報を体現してくれます。

建築って、難しい??などと、思い込みがちですが、
耳で、肌で、目で、舌で楽しめる建築体験に、すっかり親しみを感じてしまいます。
また実際の建築物に触れることへの興味も、自然と触発されます。


HA朗読会4

HA朗読会6

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